ジムの休憩室で高たんぱくの昼食を食べるリフター。AI生成画像

ガイド · 食事と栄養 · 2026-10-22 更新

筋肉を落とさずに減量(脂肪を落とす)するには?

適度なカロリー不足で食べ、1週間に体重の約0.5〜1パーセントのペースで減らします。たんぱく質を多めにとり、同じ強度で筋トレを続けましょう。大会に向けて減量する体脂肪の少ないリフターについての研究では、筋肉をできるだけ残すために、まさにこのペースが勧められています。脂質はカロリーの約15〜30パーセントにとどめ、残りは炭水化物でとります。

  1. 適度な不足にする。維持カロリーより約10〜20パーセント少なくから始め、1週間に体重の0.5〜1パーセントを目指します。
  2. たんぱく質を増やす。体重1キログラムあたり少なくとも1.6〜2.2グラムを目指します。体脂肪の少ないリフターは、さらに多いほうがよいこともあります。
  3. 重い筋トレを続ける。主な種目と重量はそのままにします。量を少し減らすのは構いませんが、強度は保ちます。
  4. 記録して調整する。食事と体重の週平均を記録します。2〜3週間進歩が止まったら、カロリーを調整します。
  5. やめどきを知る。目標に届いたとき、または数か月たったら、しばらくカロリーを維持カロリーに戻します。

この勧めの根拠

大会に向けて準備するナチュラルボディビルダーについての研究をまとめた2014年のレビューでは、次のことが勧められています。

  • 筋肉を保つため、1週間に体重の約0.5〜1パーセントを減らす。
  • 減量中は、一般的なガイドラインより多くのたんぱく質をしっかりとる。
  • 脂質はカロリーの約15〜30パーセントにとどめ、残りは炭水化物でとる。
  • たんぱく質を1日3〜6回の食事に分けてとる。

これらの勧めは体脂肪がとても少ないアスリートについてのものなので、ほとんどの人は控えめなほうの値で十分です。

見るべき数値を見る

  • 体重の週平均:カロリーを調整するときのいちばんの目安です。
  • 主な種目の筋力:保てていれば、筋肉も保てている可能性が高いです。
  • ウエスト周り:体重計と合わせて確認すると役に立ちます。
  • 体の感覚:いつも疲れ切っていたり、食べ物のことばかり考えたりするなら、ペースを緩めるサインです。

減量が気分、睡眠、食べ物との関係に影響し始めたら、やめて専門家に相談してください。

よくある質問

減量期はどのくらい続ければいいですか?

落としたい脂肪の量によりますが、8〜16週間が多いです。長い減量ほどつらくなるので、維持カロリーで休む期間を入れると役立ちます。

減量中に筋力は落ちますか?

減量の終盤、特に体脂肪が少ないときに、筋力が多少落ちるのはよくあることです。カロリー不足を適度に保ち、たんぱく質を多めにとれば、落ちる量を抑えられます。

減量中は有酸素運動を増やしたほうがいいですか?

消費カロリーを増やすのに役立ちますが、筋トレに悪影響が出ないようにしましょう。ウォーキングは手軽に活動を増やせる方法です。

出典

  1. Helms et al. (2014), Evidence-based recommendations for natural bodybuilding contest preparation, nutrition and supplementation
  2. Helms et al. (2014), A systematic review of dietary protein during caloric restriction in resistance trained lean athletes